予てから実家サブシステム・アナログ用にプリアンプ導入を目論んでいた。
プリアンプ不要論もあるなか、私はというとあるべき論者かな。アナログを聴ける環境が欲し
いので、単体フォノイコライザーでもいいのかも知れないが・・・
オークションを物色し手を出したのが、またしてもビンテージの逸品 DENON PRA-2000ZR
1986年11月発売なのでちょうど30年選手だ。
ご覧の通りフロントパネルは傷ひとつ無くとても綺麗だ。木製キャビネットの天板には少しだけ
線傷がある。リアパネルの状態も上々だが、RCA端子に緩いガタつきがある。
フォノが3系統もあり、MCトランス、MCヘッドアンプ、MMとなんとも嬉しい装備だ。
問題はきちんとした音が出るか、だが・・・
早速TUNER,CD,phone2,3を繋いで電源をON。
通電はOKだがボリュームにガリがあり、右chの出音が不安定だ。こりゃ修理が必要だな、が
ファーストインプレッションだった。しかし、しばらく様子をみていると右chが安定してきた。
※フォノ-3(MM)は相変わらず右chの出音が不調だ。
このまま TOKYO FM を流しながら今週末は経過観察だな。
※実はこのプリを落札した後、ラックのこの位置に居座っていた LUXMAN CL36U に異変が。
VOLUMEとTONE CONTROLに大きなガリが発生してしまった。きっとスネたのだろう。
まぁ、ゆっくり修理を考えればよい。